ChatGPTはイマイチ信用できない
大変申し訳ないのですが、私はChatGPTをあまり信用していません。
質問して、正しい答えが返ってくることもあるのですが、
間違った答えが返ってくることもよくあります。
間違っていることを指摘すると、素直に謝って「こちらが正しい答えです」
と教えてくれるのですが、それが間違っていることもよくあります。
そのやり取りの無限ループに入り込むこともしばしばで、
少し食傷気味でした。
10質問して、7回正しくて3回間違いだとした時、
7割正解だしいいんじゃないの?
という方もいるでしょうが、
3割間違っているんですよ!
信用できないですよ~。
ChatGPTに性懲りもなく質問してみた
長らくChatGPTを利用していなかったのですが、
小豆島そうめんの赤帯と黒帯の違いをネットで調べても
ヒットする情報が少なかったので、久しぶりにChatGPTに
質問してみよう!と相成ったのです。
「小豆島そうめんの赤帯と黒帯の違いは何ですか?」
という質問に対するChatGPTの答えは
「小豆島の赤帯そうめんと黒帯そうめんの違いは、主に以下の点にあります:
1.原料
・赤帯そうめんは、小豆島で生産された赤紫蘇(あかしそ)を使用します。この赤紫蘇がそうめんに特有の色合いと風味を与えます。
・黒帯そうめんは、通常の小麦粉にくろきくりソバ粉(そば粉)を混ぜて作られます。これにより、黒帯そうめんは通常よりも濃厚な風味を持ちます。
2.製法:
・赤帯そうめんは、赤紫蘇を練り込んで作られます。このため、独特の赤みがあります。
・黒帯そうめんは、そば粉を混ぜて製造されるため、黒帯の特有の色合いを持ちます。
これらの要素によって、赤帯そうめんと黒帯そうめんは異なる風味と見た目を持ちます。それぞれの好みや用途によって選ぶと良いでしょう」
ま、マジか!?
一体どこから引っ張ってきた情報なのでしょう?
そこで
「それは、どこに書いてありましたか?」
と聞いてみると
「私の前回の回答は、私がOpenAIによって訓練されたモデルの知識に基づいています。特に、日本の文化や食品に関する一般的な情報を元にしました。
ただし、私が最新の情報にアクセスできるのは2021年までであり、その後の情報は持っていません。もし最新の情報が必要であれば、信頼できる情報源や専門家に相談することをお勧めします」
とのことでした。
う~ん、2021年までの情報でも、
もう少し違う回答が出せるのではないかと思うのですが・・・
Bingにも同じ質問をしてみた
Bingの回答はこちら
「小豆島そうめんブランド「島の光」には、赤帯(上級)と黒帯(特級)の2種類があります。一般的に帯(束紙)の色の違いは太さの違いを表しますが、島の光は製造時期と職人によって分かれているそうです。赤帯は12月から3月にかけて作られ、黒帯は12月から1月の極寒期に作られます。黒帯は特別に認められた熟練職人が作ったもの、あるいは職人が見立てて、品質のいいものがなるとも言われています。金帯もあります。金帯の島の光は別名がつけられていて、島の光金麦、綺羅の糸、島の風という3種があるようです」
う~ん、模範解答です。
元ネタをたどってみると、
2018年6月27日に書かれたブログ。
今回は、Bingの勝利ですね。
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