線香の材料のタブ粉に代わる粉物を、値段でも検証します。
値段の高いものは、やはりNGです。
より燃えやすく、より安く、より高温になり、より作りやすい線香を求めて検証していきます。
線香の材料を値段で検証
実験の結果から有力株は、②よもぎ ⑥シナモン ⑨にんじん
⑫パンプキン ⑮ストロベリー ⑲こしょう ㉒ジンジャー
㉘紅茶パウダー
なのですが、⑫のかぼちゃ以外は、
線香の基材にするにはお高い・・・
まあ、最初から分かっていたことではあるのですが、
一応、どのようなものが燃えてどのようなものが燃えないのか、
知りたかったんですよね~。
特にストロベリーなどは破格のお値段!
とても採用できません!
そこで、一応燃える素材で低価格なもので試作してみることにしました。
かぼちゃ、小麦粉、マッシュポテトフレーク、もち米の粉、強力粉、片栗粉など。
ただ、
やはりなのですが、温度が低い。
そこで、ネットで色々調べてみると、
線香の材料に確定ー炭粉
炭粉を混ぜると温度が高くなるらしい!
早速、炭粉を取り寄せて、他の素材に炭粉を練り込んで作ってみると、
温度が高くなった!
いや~、すごいですよ!
炭粉パワー恐るべし。
どうやら、炭粉は高温の線香を作るのにマストな素材のようです。
(炭粉を食材とみなしてよいものか、と思ったりもしたのですが、
炭粉入りのクッキーなども作られているので、良しとしました)
線香の素材1つ目は、炭粉です。
線香の材料に確定ーパンプキンパウダー
そこで、炭粉にかぼちゃフレーク、小麦粉、マッシュポテトフレーク、
もち米の粉、強力粉、片栗粉などを混ぜて線香を作ってみることにしました。
すると
小麦粉を混ぜたものは、35mm以上の直径であれば良いが、
25mmだと途中で火が消えてしまう。
もち米の粉を混ぜたものは、35mm以上の直径であれば良いが、
25mmだと線香が変形してしまう。
マッシュポテトフレークは、線香を乾かす過程で、かなり変形してしまう。
という欠点が分かってきました。
35mmより25mmの方がコストを抑えられるので、
できれば25mmで作りたい。
試行錯誤の結果、安くて燃えやすい、かぼちゃフレークが残りました。
線香の素材2つ目は、かぼちゃフレークです!
線香の材料に確定ーココアパウダー
これまで、いろいろな粉を混ぜてきたのですが、実は、
どうもしっくりこない。
生地が滑らかでないというか、ちょっとぼそぼそした感じがするというか。
タブ粉を使っていた時のようなまとまった感じがないのです。
そんな時、たまたまココアを少し混ぜてみたところ、
いい感じ
生地が滑らか!
とても扱いやすくなりました。
ココアを入れたからといって嫌なニオイがするわけでもなく、
燃えにくくなるわけでもないので、
線香の素材3つ目は、ココアパウダーです!
ココアの何がそうさせるのか、私には全然分かりませんが、
とても良いです。
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