線香といえば、香りも大切な要素。
香りをつけたい場合に使える材料を検証します。
私が線香づくりに使っている材料の仕入れ先をご紹介しますね。
最後に、線香づくりを行うにあたって購入した線香もご紹介しますね。
食用の香りを検証する
食用の香りでまず思いついたのは、バニラエッセンス。
そこでお菓子材料専門店に買いに行ったところ、エッセンス系は
焼いたりしない、あまり高温にさらされないお菓子に
使うものなのだそう。
知らなかった・・・
焼き菓子のように高温になるものにはオイルが良いとのこと。
そこで、バニラオイルとアールグレイオイルを購入し、
それぞれを加えて作った線香に火を点けてみると
・・・
どちらもあまりニオイがしない。
なぜ?
・・・
高温すぎて、ニオイが消えてしまうのか?
としか考えられない。
炭粉が入っていなければ使えるのかもしれませんが、
う~ん、どうかな~、
検証していないので分かりません。
色々試しておススメはというと
①キャラメルパウダー
18gくらい加える
焼きたてのトーストのような、美味しそうなニオイがします。
②こしょう
7~8gくらい加える
ほのかにコショウの良い香り
③ストロベリーパウダー
18gくらい加える
少々お高いですが、ストロベリーの香りがします。
それから、ハーブを加えるのもおススメです。
ローズマリーやカルダモンなど、これらも18gくらい
加えて作るのがおススメです。
線香の材料の仕入れ先
スーパーや製菓材料を売っているお店で購入できますが、
近くに売っていない、多めに購入したい、という方のためにお知らせです。
・パンプキンフレーク 富沢商店
パンプキンパウダーも使えますが、ものによって
少し粘りの強いものもあります。
・炭粉(備長炭粉炭パウダーⅠ) 関東燃料株式会社
メリケン粉くらいの粉炭で、パン、カステラ、ラーメンなどに
使われている。
・ココアパウダー ホームメイドショップKIKUYA
私は、バンホーテンのココアを使用しています。
市販の線香の香り
線香を自作するにあたり、市販の線香をいくつか買ってみました。
その中で気になったものを紹介してみたいと思います。
・純ココア線香(カメヤマ)
線香自体にココアの香りはあるものの、
煙からココアの香りは全くしません。
食物だけで作った線香にもココアが少し入っていますが、
煙からココアの香りはしません。
おそらく、この線香にはココアが多く含まれているのだと思うのですが、
ココアの香りの煙を求める方は購入しない方が良いでしょう。
・イチゴの香りのお線香(梅栄堂)
線香自体にイチゴの香りはありませんが、火を点けると
ほのかにイチゴの香りがします。
これは人にもおススメできる、良い香りの線香です。
煙はごく少ないので、煙が苦手という方にもおススメです。
・精霊香ー柚子ー(梅燻堂)
柚子の香りを期待したのですが、ちょっと違う気がします。
トイレの芳香剤のようなニオイ。
ニオイが気になってリラックスできないかも、です。
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