残存有効期間同一旅券とは
申請時に提出した有効なパスポートと、残存有効期間が同一の新たなパスポートのことです。
つまり、
10年又は5年の有効なパスポートを持っていて、
氏名・本籍・性別・生年月日に変更があり、
パスポートの残存有効期間がある程度残っている場合に申請します。
残存有効期間が短いと、新たにパスポートを申請した方がお得です。
新しいパスポートは、パスポート番号が変わります。
残存有効期間同一旅券を申請した方がお得になる場合
パスポートの残存有効期間がある程度残っている場合、と上記に書いたのですが、
ここで詳しく説明しますね。
まず、
新しく有効期間10年のパスポートを作る場合、
手数料は16000円かかります。
新しく有効期間5年のパスポートを作る場合、
手数料は11000円
12歳未満は手数料6000円かかります。
残存有効期間同一旅券を作る場合、
手数料は6000円かかります。
12歳未満は除外して考えると、
10年有効なパスポートは、1年あたり1600円
5年有効なパスポートは、1年あたり2200円
と考えることができます。
そうすると、
10年有効なパスポートは、残存有効期間が3年と約274日以上
5年有効なパスポートは、残存有効期間が2年と約265日以上
であれば、
残存有効期間同一旅券を申請した方がお得
ということになります。
今回、夫が残存有効期間同一旅券を申請したのですが、10年パスポートで残存有効期間が4年と200日くらいあったので、余裕で残存有効期間同一旅券でした。
残存有効期間同一旅券の申請に必要な書類
残存有効期間同一旅券の申請に必要な書類は、
・一般旅券発給申請書(残存有効期間同一用)
これはパスポートセンターにあります。
事前にダウンロードすることも可能です。
・戸籍謄本
・パスポート用の写真
・有効なパスポート
以上です。
東京都に住民登録をしていない人が東京都で申請(居所申請)する場合は、
さらに住民票の写しが必要になります。
パスポートの申請には戸籍抄本でも良い、と書いてあるサイトなどもありますが、それは古い情報です。
2023年3月27日から、戸籍謄本でなければいけない、というルールに代わりました。
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